c かにの山田

100. ライアー
... 2016/09/08...Thu // 01:44:43

ぼく かに なかよしです
おみず あげました

山田 まねしてかきました、あっている?
むずかしいもじ はかけません

はさまれたらいたいよ
きをつけてください

ライアー

(漢字を書いたというよりも線の模写をしたのだろうということがよくわかる。便箋なんて贅沢なものではなくノートの一枚に書かれた手紙は唐突に、海の匂いを乗せて郵便屋の手で届けられただろう。青年は実に気まぐれであるからして。)

e かになかまのライアーさん

101. かにの山田
... 2016/09/24...Sat // 21:09:30

おへんじが すぐにできなくて ごめんなさい。
おてがみ どうも ありがとうございます。

かにに おみず あげたんですね。
ライアーさんの やさしさが かににも つたわったのではないかと おもいます。

山田 あっていますよ。じょうずに かけていましたよ。
かけるもじが おおくなるのは うれしいものです。
これからも いろいろな じを かいていくと きっとたのしいですね。

ライアーさんも きょうぼうな かにには ごちゅういを!
なつは すぎても たまに まだ かにを みかけますから。

なにか かきたくなったら またおてがみ ください。
わたしからも こんど おくりたいとおもっています。

かにの 山田

(教会のポストに入っていた手紙、受け取ったその日から大切に机の上へ置いていたのだけれど、日々の雑事に追われてなかなか返事が書けなかった。白い鳩が四葉を銜えたイラストの添えられた便箋は、自身が属する教派が作っているもの。古びた万年筆など取り出してみて、そういえば手紙を書くのが久しいのに気づき知らず、微笑む。山田太郎ではなく、今はかにの山田。投函された手紙。さて、海風かおる彼の住まいへ無事に届くだろうか――)


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※半角英数字4-8文字

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