小沢深紅さんへ194. 星野明夜 | |
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(濃い藍色の封筒には星がちりばめられていて。便箋もセットなのか、いろいろな色の星が上下左右に並べられている。そんな自分の名前を表したかのような自己主張の激しい手紙の中には文字と以前に井戸端で提案したシュシュのデザインが書かれていて。) まずは卒業おめでとーございます! 卒業して忙しい時期にシュシュってなると大変なのかな〜なんて思ったりもするけど、 無理だけはしないでください。 井戸端でちょっとお話ししてた俺が考えたデザイン案です。 他にも会ったらいろんな種類のシュシュ作りたいなあ。 (シュシュのデザインのベースは黒。社会に出ても華美なものと言われないように。そして深夜の色でもある。模様は紅の星。深紅と星野の名前を掛け合わせたものだ。そんなシンプルなデザインが2枚目に丁寧に書き込まれているのだろう。) | |
明夜へ!197. 小沢深紅 | |
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(以前話していた後輩との共同作業は深紅はとても楽しみにしていた。その子から貰った手紙を鼻歌交じりで開き、彼が考えてくれたデザインにも目を通して嬉しそうにはにかんで。) ありがとー!明夜はたしか来年、かな?やば、俺中学の卒業式とか全然覚えてない…。 大丈夫大丈夫、無理とかしてないし!それに明夜とのシュシュ作り楽しみなんだよね! あとね、デザイン見たよ!明夜センスよくない?デザイナーとか目指してるの? 他にも作っちゃう?いいよいいよ、どんどん作っちゃお!あ、色の配置を逆にしたやつとかもいいかもね? あ、この際だからポケベルのアドレス教えとくね! (猫のキャラが描かれている便箋に昔から変わることのない大きな文字で返事を書いていく。その時の深紅の顔はとびきり嬉しそうで、嬉々とした表情を浮かべている。最後に自分のポケベルのアドレスを書き終わると丁寧に折りたたみ封筒にしたためて、ポストの前へと向かおうと。) | |