b 野風様

214. ×××
... 2017/05/09...Tue // 23:28:06

(虹色の桜など信じてなんかいない。この島では誰かが見間違ったりしたことがあっという間に広がるのだ。ただ、リクエスト承りますという小物には興味があった。)おい、ピアス…出来んのか?(仏頂面はいつもと同じ。これが小物の部類に当たるかどうかは分からないけれど特に制約は書かれていなかったしあーだこーだ言って造り上げてもらった。出来上がったのは本物の桜の花びらを固めたピアスでなかなか悪くない。サービスで祈願もしときました!とかにやにや笑顔で言うもんだからお代を払えばさっさと立ち去った。それを適当に買った真っ白な封筒の中に入れて、これまた真っ白な便箋にボールペンを持って向かった。少し書いては丸めてごみ箱、書いてはゴミ箱を繰り返して結局書いたのは一行だけだった)


これは無くすなよ。


(始めは悪かったとか気に入るか分からないけどとかごちゃごちゃ書き連ねていたがそんなのはらしくない。それを綺麗に折って封筒へ入れれば糊付けをして封をした。詳しい住所も知らないから表に野風様へとだけ記して外へと出れば配達途中の郵便局員を引っ付かんで、住所知らねえけどちゃんと届けろよ、分かったな?絶対だぞ、なんて何度も念を押した。分かりましたと去っていく背中を見送ってからぶらぶら家へ帰ろう。差出人の名前を書き忘れたがまあいい。無くしたピアスの代わりにとは言わないが男なりのお詫びのつもりだ。)


お返事を書く


※半角英数字4-8文字

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