イツキ41. 銀寿 | |
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(一抱えもあるブルースターの花束を抱えた配達人が、えっちらおっちらと貴方の元へ現れるだろう。淡く輝く青い花達の合間にはシンプルなメッセージカードが忍んでいる。) イツキへ 誕生日おめでとう。 今日という日を祝うことができて俺は本当に嬉しい。 同じ時間を生きるってことは、こういうことだろ? これからもよろしくな、俺の王子サマ。 銀寿 | |
Dear.銀寿42. From.イツキ | |
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(紅茶を淹れて、肌寒くなった朝の空気を吸い込んでいた朝。鳴ったインターフォンに扉を開ければ、配達人より先に鮮やかな色の花束が目に飛び込んできた。「寒くなってきたね、ご苦労様」と労いを添えながら、サインをして受け取るその贈り物。メッセージカードを確認したのなら、無意識に表情は緩んで) Dear.銀寿 ありがとう。 これからも、いつもお前の心と一緒にいるよ。 王子っていう柄ではないけど、 お前のためなら、何役だって。 From.イツキ (さらりと記したカードを配達人に手渡して。それから、抱えた花束の花びらにそっと触れた。秋晴れの空、きっと今日は星も綺麗に映るだろう。――夜に彼に出会えたら、二人で過ごせる時をたくさん味わうつもりで。) | |