a ぼくのともだち 花野紅 くん

55. きみのともだち ライアー
... 2016/02/16...Tue // 13:41:31

ともだち に
ちょこ を 作る日だと
でも チョコ もらって
たべてしまった ので
あげます。


(何て分かりにくい手紙。潮風でちょっぴり柔らかくなってしまったお手紙は、メッセージカードではなく黄色の折り紙に書かれている。字も決して綺麗ではない。一緒に送るのは知り合いのおじいさんからもらったリンゴ。バレンタインも過ぎているし、何だか色々と違うのだけれど、青年は郵便屋さんにそれを託すとき「だいじにしてください」と深々頭を下げたそう。)

b ぼくのお友達のライくんへ!

56. きみの友達の花野紅より
... 2016/02/16...Tue // 18:44:10

(大事な友達からもらったリンゴは一切れだけウサギの形にして、残りは全て一口サイズのカップケーキに生まれ変わってもらった。甘い香りに頬を緩ませながら赤い折り紙をリンゴの形に折って、白いペンを取る。)


贈り物をありがとう!
とってもうれしかったから、ぼくからもお返しです。
日持ちするから急いで食べなくてもだいじょうぶだよ。


(より一層甘くなるようにハチミツを使ったリンゴのプチカップケーキを三つ、白い箱に詰めた。自分で届けてもいいけれど折角なので、数時間前に贈り物を届けに来てくれた元同僚にお願いしよう。手紙と箱を渡す時に、「大事に大事に運んでおくれ?」と幸せそうに微笑んだのは、届け物を託す際の友達の様子もしっかり届けてもらっていたから。元同僚に手を振って部屋に戻れば、自分の分のカップケーキをぱくりと頬張った。)


お返事を書く


※半角英数字4-8文字

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