桔梗へ6. 矢那瀬ゆりより | |
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(風邪をこじらせ、そして今、――――最愛の人の誕生日に遅れた事に、自分の部屋の布団で芋虫状態になりながらのたうちまわる今。それを見かねた叔父が、「今月のお小遣いかなくなるか、今から謝りに行ってお小遣い倍額かどっちがいい」なんていうもんだから、…いや別に、謝りに行くのが怖かったからこうなっているわけじゃないけれど、いやちょっとは申し訳ない気持ちと恐怖があったのは本当なんだけれども。――――筆を持つ。) 桔梗様 ご飯作る、お風呂も沸かす、俺もやる。 (それを郵便屋さんに渡した、次の日。三徳包丁と鍋と、風呂のたわしと、そしてお泊りセットを持って彼の家へ向かう。) | |